【体験談】大学中退⇨年収700万で2児の親。理想と現実のギャップが辛い君へ

「大学生活が、辛い…」
「こんなはずじゃなかった」

理想と現実の大きなギャップに、心が押し潰されそうになっていませんか?
周りからは「大学に行けるだけ幸せだ」と言われ、誰にも相談できずに、一人で抱え込んではいないでしょうか。

僕も、かつてはそうでした。
そして、僕はその苦しみに耐えきれず、大学を中退しました。

「そもそも、お前は誰なんだ?」
僕の経歴や、このブログで伝えたい想いについては、まずはこちらのプロフィール記事を読んでいただけると嬉しいです。

関連記事: 大学中退・学歴コンプレックスを武器に、異業種転職を経て建設業に戻った全記録

でも、今ならあなたに、これだけははっきりと伝えられます。
大学を中退しても、年収700万円を稼ぎ、2人の子どもを何不自由なく育てることができるよ。」と。

だから、もしあなたが今、大学生活に思い悩む日々が本当に辛いなら、言わせてください。
諦めたっていい。大学を卒業することだけが、人生のすべてじゃないから。

この記事は、僕がずっと心の奥底に封印してきた、「挫折」についての物語です。
僕がなぜ、あれほど憧れた建築の道を一度捨てたのか。その理由と、当時僕を打ちのめした「夢と現実のギャップ」の正体について、今、初めて赤裸々に語ります。

この記事を読んだらわかること
  • 「理想と現実のギャップ」が、なぜこれほどまでに辛いのか、その正体
  • 僕が夢を諦め、大学中退を決意した日の、リアルな絶望と罪悪感
  • 「失敗」や「挫折」を、未来の自分を強くする「武器」に変えるための思考法
  • どんな経験も無駄にならないと、心の底から信じられるようになる物語
  • あなたが今感じている「辛さ」が、あなただけの「光」に変わるヒント
目次

なぜ「理想と現実のギャップ」はこんなに辛いのか?僕の夢を蝕んだ3つの現実

僕の夢の始まりは、大工だった父の背中でした。
図面という一枚の紙が、人々の暮らしを守る「家」という立体になる。そのダイナミズムに魅せられ、ごく自然に「建築士」を夢見るようになりました。「建築士になって自分が住む家を設計したい」これが初めての夢となりました。

奨学金を借りて、なんとか大学の建築学部へ進学。希望に満ちたキャンパスライフが、僕を待っているはずでした。しかし、僕を待っていたのは、理想とはあまりにもかけ離れた現実。僕の夢は、3つの「ギャップ」によって、少しずつ、確実に蝕まれていきました。

ギャップ①:「夢を追うお金がない」という経済的な現実

まず僕を襲ったのは、あまりにも厳しい経済的な現実でした。
奨学金を借りてもなお足りない学費と、驚くほど高額な建築学部の教科書代や製図道具代。それらを稼ぐために、僕はマクドナルドでのアルバイトに明け暮れることになります。

時給が高いので、18時~2時という時間帯をメインで働きました。製図の課題があるときは一度家に戻りシャワーを浴びてそのまま大学へ車で行き、授業開始まで課題をこなすという生活も続きました。

時給と引き換えに、僕は自分の時間を、そして夢を追いかけるための体力を、少しずつ切り売りしていました。

ギャップ②:「学びたいことと違う」という学問との現実

経済的な問題以上に僕を苦しめたのが、大学での「学び」そのものとのギャップでした。

僕が憧れていたのは、父がカンナをかける手つきや、職人さんたちが声を掛け合いながら建前をする、あの「生きた現場」の熱気でした。しかし、大学の講義で向き合うのは、パソコンの中の美しいCGパースや、無機質な数字が並ぶ構造計算式。

もちろん、それらが建築において極めて重要であることは、頭では理解していました。しかし、僕の心は、どうしてもその抽象的な学問に熱中することができませんでした。

「これは、本当に父がやっている仕事に繋がっているんだろうか?」知れば知るほど、僕が憧れた「現場」と、大学で学ぶ「建築学」との間に、埋めがたい溝を感じるようになっていったのです。

ギャップ③:「周りと比べてしまう」という孤独と焦りの現実

周りの同級生たちは、裕福な家庭の子も多く、アルバイトに追われることなく、課題や設計コンペに没頭していました。夜遅くまで研究室に残り、目を輝かせながら建築について語り合う彼らの姿は、僕には眩しすぎました。

彼らが夢中で課題に取り組んでいる間、僕はハンバーガーを売っている。
同じ場所にいるはずなのに、僕だけが違う世界を生きているような感覚。

「追いつけない」「自分は場違いだ」という焦りと劣等感が、僕の心に積もっていきました。

解決へのポイント
  • ギャップの正体を言語化する:あなたが感じている「辛さ」は、経済的な問題、学びの内容、周囲との熱量など、具体的なギャップから生まれていることを理解する。
  • 自分だけではないと知る:この悩みは、夢を追う多くの人が直面する普遍的なものであることを認識し、自分を責めすぎない。
  • 理想と現実の乖離を直視する:見て見ぬふりをするのではなく、何が自分を苦しめているのかを冷静に分析することが、解決への第一歩となる。

理想と現実に破れ、「中退」という烙印を背負った日

そして、大学3年生の夏。
積もり積もった焦り、疲労、そして諦めが、ついに限界を超え、僕は大学を中退しました。

卒業に必要な単位は十分足りている状況だったので、友達や先輩、親からは強く引き止められました。ですが、僕の精神は限界でその助言を受け止めることもできませんでした。

手続きを終え、大学の門を出た時の、あの空の色を今も忘れることができません。
それは、重荷から解放された安堵感と、すべてを失ったという絶望感が入り混じった、奇妙な感覚でした。

何より辛かったのは、「大工の父の夢を、俺が裏切ってしまった」という罪悪感でした。学費を出してくれた親に、顔向けができない。期待に応えられなかった自分が、心の底から情けなかった。

その日から、僕の履歴書には「中退」という二文字が刻まれました。
それは、単なる経歴上の事実ではありません。僕にとっては、「根性がない人間」「途中で投げ出した人間」という、一生消えない烙印のように感じられました。

「中退」という事実は、僕から自信を、そして未来への選択肢を、根こそぎ奪っていったのです。

「回り道」から「最強の武器」を創り出す
この「中退」という挫折を、僕がどうやってキャリアの武器に変えていったのか。その思考法の全てをまとめた記事はこちらです。

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解決へのポイント
  • 挫折の痛みから目をそらさない:夢を諦めた瞬間の痛みや罪悪感を、自分の物語の一部として受け入れる。
  • 「失敗」の定義を疑う:「中退=失敗」という社会のモノサシが、本当に正しいのかを問い直すきっかけを持つ。
  • どん底の状態を記憶する:この時の無力感や悔しさが、未来の自分を支える「バネ」になることを知る。

「辛いギャップ」こそが最強の武器になる。挫折を力に変える3つの思考法

中退後の10年間、僕はアパレルや営業といった、建築とは全く関係のない世界を彷徨いました。
学歴コンプレックスは常に僕につきまとい、「あの時、辞めなければ…」と後悔する夜も、一度や二度ではありませんでした。

しかし、30代になり、回り道を重ねた末に再び建設業界に戻ってきた今、はっきりとわかることがあります。

あの大学中退は、僕の人生の「失敗」ではなかった。
僕が、僕らしく生きるための「最初の主体的な選択」だったのだと。

なぜなら、あの経験があったからこそ、僕は自分にとって本当に大切なことに気づき、他の誰にもない「武器」を手に入れることができたからです。

思考法①:ギャップから「本当にやりたいこと」の本質を知る

あのギャップに苦しんだからこそ、僕は「机の上で学ぶよりも、現場で人と関わり、体を動かし、具体的な問題を解決していくプロセスにこそ、喜びを感じる人間だ」という本質に気づけました。この自己理解が、後のキャリア選択の確固たる軸になりました。

思考法②:無駄な経験を「スキル」に転換し、価値を掛け算する

当時は夢を切り売りしているとしか思えなかったマクドナルドのアルバイト。しかし、そこで学んだ「人を動かす力」「チームで仕事を回す力」は、後に施工管理として現場をまとめる上で、何よりも強力な武器になりました。どんな経験も、見方を変えれば「スキル」に転換できるのです。

思考法③:辛いコンプレックスを「成長エンジン」として利用する

「大卒の奴らには絶対に負けたくない」という強烈な反骨心があったからこそ、僕は誰よりも貪欲に学び、働きながら複数の資格を取得することができました。コンプレックスは、使い方次第で、自分を突き動かす最強のエネルギー源になるのです。

解決へのポイント
  • 意味づけを変える:「失敗」という出来事に、自分なりのポジティブな「意味」を与えることで、過去を肯定する。
  • すべての経験を繋げる:一見無関係に見える経験の中に、共通する自分の「強み(ポータブルスキル)」を見つけ出し、キャリアの軸とする。
  • ネガティブな感情を力に変える:悔しさやコンプレックスを、行動の「エネルギー」として活用する。

まとめ:「理想と現実のギャップが辛い」君へ。大丈夫、道は一つじゃない

この記事を読んでくれているあなたも、もしかしたら今、僕があの夏に感じたような無力感の中にいるのかもしれません。

でも、どうか忘れないでください。
エリートコースから外れること、夢に破れることは、決して人生の終わりではありません。
むしろ、それは、あなたがあなただけの「物語」を始めるための、スタートの合図なのです。

理想と現実のギャップに苦しんだからこそ、見える景色があります。
その痛みを知っているからこそ、なれる自分があります。

その挫折が、その回り道が、未来のあなたを誰よりも強く、誰よりも優しくしてくれます。
僕の「大学中退」という経験が、今の僕の血肉となっているように。

あなたの苦しみも、あなたの回り道も、決して無駄にはなりません。
それはすべて、あなただけの「最強の武器」を鍛え上げるための、尊い時間です。

そして、その武器があれば、幸せになれる。
僕が、その生き証人です。

大学中退でも、年収700万円を稼いで、愛する子ども2人を不自由なく育てることはできる。
大学を卒業することだけが、幸せへの切符じゃない。道は、一つじゃないんです。

あなたの選択を、心から応援しています。

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